ガーデンから摘みたての ジャーマンカモミールとハニーサックル。       はちみつのような濃厚な香りと この組み合わせは ある私の心の癖を解き放ってくれるのを助けてくれた。       自分の声よりも 人が喜ぶ声を選ぶということ。   今の私は、 その行為は、自分という大切な存在にとって とても誠実ではない行為だということを知っている。   遠回…

命のつかいかた

2023年6月11日

  なんともいえない微細な振動に包まれながら どこまでも境目なくひろがりをおびる意識を感じていて   ようやくわかった。   そうか 時のつかいかたがかわるのだ。   この地球を生きるためにつかう時のつかいかたが。 この体のつかいかたが。 この命のつかいかたが。   ”私が”しているという意識では、もうないのだと。   なんだか急に腑に落ちるように すとんと。   &nb…

リンデンの愛

2023年5月27日

はじまりを思いだす樹、リンデン。   中世ヨーロッパでは、自由の象徴とされたというリンデンは 今でもティユルティーとしてとても好まれるお茶のひとつ。   私が最初にハーブについて学びに行った日に 一目惚れした、 私が最初に恋に落ちたハーブ。   樹々は 独特のネットワークを持っていて 樹々同士でやりとりをして、世界中どこにいても繋げてくれる。   そう、私は沢山の神秘的な経験から そう信じています。 …

月と金星の響きあいから 大切なあなたに捧げる言の葉   世界があなたに語りかける美しさが 静かに流れはじめたのを あなたは、感じていますか?   いつでも太陽の光そのままを映し出す月の姿が クリアにクリアにその本質を顕すまで 魂のまなざしを丁寧に向けてゆく   そのまなざしは 全ての形あるものを まるで細やかな細やかな粒子でみるように分解するから   分解された粒子たちのその中心から そっと静かに本質…

世界への信頼

2023年5月21日

翼を持つものは その羽を広げ 大空へと羽ばたくとき 風、空気、そして世界そのものを信頼している   植物たちは 太陽の光に向かい成長し その全ての瞬間を この地球へ、そして宇宙へと 差し出すように捧げている   そこには、繋がる全てへの信頼が満ち溢れている   今、ひととき 自分という存在が生み出す呼吸を感じてみよう 天から降り注ぐ 響きの粒子を存在全てが受け取っているのを感じながら   あなたという…

  星々の願いと 地球の愛   人々はその間に立ち 願いと愛を結びつける錬金術師   下なるものは上なるもののごとく 上なるものは下なるもののごとし   人はただ日々途切れることなく繰り出されることを生きるという存在から 日々を大切に生きながらも、その生きるあり方そのものが 天と地を結び 下にあるもの上にあるもの 内にあるもの外にあるもの その行き来の流れを意識的に生み出すことのできる存在、本来の人と…

  ずっとずっと 生まれたかった思いたち   生まれたかった 命の鼓動の響きたち   丁寧にその微かな響きを聴こうと 全力で耳を傾けようと すること自体が、 それ自体が すでに愛あふれる癒しだ   体は神秘に満ちている 臓器と心 その”思い”にズレがあるとき 体は沈黙のままに教えてくれる   本当は こうしたいんだよね 気づいてね って   ”自分”の声を聞くときに 私という存在の…

月と太陽が並ぶとき

2023年4月13日

  月と太陽が並ぶとき どんな響きが生まれるのだろう。   まるで天体の世界のお祝いへのカウントダウンのような そんな空気満ちる今日。   龍や鳳凰、宇宙の存在といった (そんな名前で呼ばれるエネルギーの質の流れたちのことです) 空に純粋な軌跡を残す存在たちも とても忙しそうに感じました。   その空気の振動に応じるように 楓の樹々の芽が一気に、たった数時間でぎゅっとした芽が柔らかな緑色の新芽に変わる…

ホームページのリニューアルが 水面下で着々と進んでいます。   すでに文面を少しずつ書き換えていっていますが 今の顕れでのホームページは まもなく卒業となります。   新たなトップページの空気感に込められた思い。 それは 私のあり方、活動の仕方における意識の置き所が すぅっと変わったことを意味しています。   ベースとなる大切な思いというものは 例え、同じ活動をしていても 全く違う流れを生み出します。 &nbs…

地球へ 

2023年3月24日

ライアーたちの調律をしていたら あまりにも外の光と空気感が美しくて 思わずお庭に出てライアーを奏でる。   鳥たちの声が 季節の移り変わりを教えてくれ   音が大地にも空間にもとけてゆくように 響いてゆく。   ただただ 呼吸を感じてゆくたび 私という存在も 空間に空間にとけてゆくように 広がりを帯びてゆく。   そんな春分と新月のとき。   空はどこか懐かしさを感じる空だった。 大地は繋が…