インスピレーションを生きる vol.2 ’Terre’  美しき碧い星

2024年6月6日

青い宇宙と黄金色の星々の温もりに包まれるようなこの空間。

フランス大使館にある、本屋さん、ALBERTINE

 

 

柔らかな

やわらかな

天井画には、美しい天体図が描かれています。

 

 

一つひとつの天体と天体の名前がフランス語で描かれており

まるでこの柔らかな青の響きと、星々の煌めきに包まれるように

この空間は存在していました。

 

この青き響きを感じているうち

ふっと、数日前に絵に描くプロセスで感じた豊かなメッセージを

思い出したのです。

満ちて 今 Under the cerulean blue star

一部抜粋です

 

The souls are watching over the beautiful blue star from different places on Earth,
And finally, the souls remember their promise.

” Unite under the cerulean blue star. watching over the graceful lights falling from the dark sky.”

星々の記憶を持つ魂たちは、地球のそれぞれの場所から美しき青き星を見上げています。

そしてついに、魂の約束を思い出すのです。

”セルリアンブルーの美しい青い星の下で、再びひとつとなるその瞬間まで、

それぞれの領域を思い切り見て感じて体験して

その豊かさを、愛を、調和の響きを、持ちかえりましょう。”と。

深い闇満ちる空からは、美しい青い星の光が細やかな粒子となって降り注いでいるのでした。

 

あぁ、私たちはそうやって幾つもの生を生きてきたのだなと

思い出す原初の感覚があったのです。

 

私は時折、人と繋がっているときに、

そのお相手を広大な宇宙の星のように感じることがあります。

軌道の描き方、

宇宙空間の使い方、

回転の仕方、

色合い、

粒子の細やかさ、荒さ、

広がりを帯びる渦

他の星々との関わり方、影響の仕方

もつ響き。

 

それはどれもが美しくて

独特の響きを持っているから

とてもとても、カテゴライズや種類分けなどできない独自性があるのです。

 

その響きを感じていて

思うのです。

 

この一つがなくても

全てのバランスが変わるのだなと。

 

だからね。

その響きを宇宙に響かせて、全体を調和させていくには

私たちが、それぞれの純粋な響きを生きている状態でないといけないのだって。

そう思ったんだよ。

 

どんなに周りにわかってもらえなくたって、

自分の中で感じている確かなものと、表現していることが一致していたら、それほどの喜びと美しいものはないのではないかしら。

なぜなら、それは星の輝きそのものなのだから。

 

それは、既存の何かと答え合わせのできない

唯一無二の響きなのだから。

 

だからね。

 

今、この時は

そっと目を閉じて

私たちの存在そのものの響きを感じてみよう。

 

そこに、きっと

星の輝く音が聴こえてくるから。

 

そっと、そっと。

 

響きの翻訳家

藍色の樹 青山 愛

 

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