『 きづき 』 vol.1 〜心の闇と光の種〜 ナツメグからのメッセージ

2020年5月14日

最近、感情の感覚が不思議なほど変わってきています。

 

何か感情を感じると
その感情が教えてくれている
とても大切な本質的なことが
同時に自然とわかる感覚。

 

今までは、
感情の揺れに惑わされず
感情を味わうという感覚が
その中に内包される本質的なことへと
導いてくれる
大切な役割だったのだけど。

その感情による揺れがとても少なくなっていて
とても穏やかで
温かい感覚に包まれている時が増えました。

まだ、言葉に上手くはできないけれど
ふっと、
これから新たな感覚のあり方が始まる前に
今まで私が得てきた
沢山の気づきや学びを
全て出して行くときだと
感じました。

今まで、私のセッションや講座の中でお伝えしてきたこともありますが
これから直感で感じるままに
気づきを与えてくれた
全ての方々や自然の存在たちに感謝を送りながら
これまでの気づきを
このブログを訪れてくださる大切な皆様へ
シェアしていこうと思います。

 

是非、深呼吸しながら
ゆっくりとしたペースで
読む、というより
浸透させるという感覚で
読んでみてください。

 

気づきがあったときに
走り書きしたそのままを書いているので
比喩的なところが多いですが
イメージしながら進めてくださいね。

 

シリーズvol1.の今日は
シンガポールボタニックガーデンで、ナツメグの樹と実を観察していた時のこと。。。

『 心の闇と光の種 』

〜ナツメグからのメッセージ〜

どんな種も実に大事に包まれてやってくる。

時期が来て
もう十分に育つことができる準備ができるまで
その中で過ごす。

実は種子を守り栄養を与えるのが役割。

役割を終えたら
地球の大地に還り
その種子が育つ土壌の豊かな栄養となってゆく。

そしてその栄養を吸収し
種は芽をだし育ってゆく。

心の闇も同じこと。

闇は心の光の種を大事に抱えて守っている。

まだ世界に出る時期ではないから
大切に内に抱えて守っている。

そして、時期が来て
充分にその光の種をその人が育てることができるようになったら
外へ出ようとするのです。

だけれど、意識の自分からすると
その外へ出ようとする工程は
心の痛みや過去の辛さとして出てきてしまうから
驚いて蓋をしたり、
見ないふりをしたりして
何もなかったフリをして
また、押さえつける。

そうすると
その光の種子は外へ出ることができないから
再び闇の中へ入り込みますます大きな闇で守られるようになる。

あるいは腐敗してヘドロのようになってしまい詰まりをおこし歪みを生じさせる。

それがやがて
感情の滞りを引き受け蓄積して私たちの本質的な部分を守ってくれる体に
病気を起こさせてしまう。

本来、闇も光もなく、それらは皆同じ。

人が意識した瞬間にそれらは闇になり光となる。
それは、自分という存在がどんな質のどんなものを無意識かに持っているかをおしえてくれているものだ。

だから、心の闇に向き合うのは怖くない。

そもそも
人は心の闇に向き合えないほど

それほど人は弱くない。

内に秘めた光の種子をみつけ
モヤっとした闇は、それを経験したものの心を豊かにする素晴らしい栄養となり
大きな自然や宇宙の流れの元へと還ってゆく。

そして、その光の種子はその豊かな土壌で
芽を出し
意識して大切に育んでゆくと
やがて大きな木になっていく。

闇を昇華するとはこういうこと。

闇の内に内包された光の種をみつけ
お役目を終えた闇を
感謝と共に
大きな自然や宇宙の流れの元に還し
その光の種を
大切に育んでゆくこと。

2019年 Singapore Botanic Gardensにて

 

大好きなSingapore Botanic Gardensの植物や生き物たちに
感謝を込めて・・・。

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