私たちの母なる地球は、古来より
多種多様な植物にあふれ
その中でも薬草=ハーブと呼ばれる植物たちは
人間の誕生の頃からそっと
この人の営みに寄り添ってきてくれた存在たちです。
私たち人間は、植物やあらゆる自然に癒しや浄化をサポートしていただき
その美しさや、雄大さ、時に厳しさにより
心豊かに生きることを、そして霊的な魂の成長を助けてもらってきました。
そのことはお一人お一人が今世の学びとして、
あるいはどこか魂の記憶として大切にお持ちなのではないかと思います。
そして今、この時代には
そろそろ私たち人間の方が
自然がそのあり方そのもので伝えてくれていることを
大切な心のあり方のお手本とし、
大きな自然の流れをダイレクトに感じ、一瞬一瞬の判断と共に道を生み出しながら本質そのもので生きる時代に入っているように思います。
植物や自然に癒しをいただくだけでなく
自然界が、長い長い歴史の中で
人々の物語を聴き
人間の存在、魂の進化を助けてきてくれたように
これからは自然の声に心の耳を傾け
そのあり方を意識的に学び、
気づき
大切なエッセンスを掬い出し
それだけで終わらせずに、そのエッセンスについてしっかりと思考し
心の豊かさとして生き方に浸透させ、日々の営みへ、”ビジネス”へ、あり方そのものへと、現実に顕しながら循環させてゆく生き方へとシフトしていくことが大切になってきているように感じています。
薬草や自然との関わりは人それぞれで
そのどれもが素晴らしく、
ご自身にしか生み出せない美しい関わり合い、そして通り道。
一人ひとりが、ご自身にしか生み出せない関わり合いを大切に育むとき
例えば、日々の営みの中で出会う一瞬の空の美しさ、風の柔らかさ、樹々の葉の舞い落ちる様を美しいと感じる心のあり方を大切にして、そうして柔らかな心を育めたなら
自然と、心の眼差しが純粋なものになり
自分も、人も、そして自然も地球も大切にできるようになる心を育めるようになるのではないか。
そんな風に思い、7年前から日々の営みの中で私が出会った自然の瞬間とその瞬間に呼応するように湧き出てくる言の葉を綴り表現することを私の大切な道として育んできました。
人も自然も宇宙も。
元々はひとつ。
個を思い切り体験することでそれぞれの質の細やかなことを知る識別力、同じものも違う質のものも分かり合える心の柔らかさを育んでくる機会と環境を、私たちはもう十分に地球に、宇宙に与えていただいています。
これからまたおそらく何世紀もかけて
ひとつへと還ってゆくその行程の中で
もともとはひとつだけれど今はまだ繋がりが薄いもの、異なる世界を
自分自身が調和点となり丁寧に繋いでゆく、
個であり全体であるが可能な世界
そんな世界を生み出す調和点となりうる間の存在でありたいと思います。
そのために大切なことはまず自分自身の魂の願いを精一杯生きること。
その状態にある時、魂はまるで大きな自然や宇宙の流れの入り口のようになりそこから豊かな響きが自然と湧き出て満ちてゆき、自然と輝きとなり周りへと届いてゆきます。
そんなあり方、生き方のお手本は
樹々や空、植物たちとこの地球に溢れている。
足りないから満たす、というあり方からから、湧き出るように満ちあふれ周りへと広がってゆくようなあり方へ。
そんな生き方、共にしてゆきませんか?
大地にしっかりと立ち
まっすぐな眼差しで世界を見ながら
空を感じ、宇宙を感じる。
天と地を繋ぐような生き方を
藍色の樹では、自然や宇宙、そして魂の響きを日々の営みの源泉とするあり方生き方をわかちあい、共に進めるような活動をしてゆきます。
お一人おひとりの中に必ずある純粋で美しい魂の輝きの広大な可能性を
いつでも心に信じて。
藍色の樹
青山 愛