愛のめぐり 命のめぐり

2024年11月19日

 

命のときが

めぐってきたら

 

私たちは歓喜に包まれ

喜びそのものの存在として

地球に姿を現した

 

地球の素材を纏い

星々の響きをまなざしに讃え

ひとつところの宇宙の奥行きを魂の扉に秘めて

 

いつの日か

私たちはこう語るのでしょう

 

あの瞬間の喜びのことを

 

あの瞬間を忘れてしまい、孤独という闇に抱かれ、苦しみの中にも光をみいだそうとした涙のことを

 

長い年月と幾たびもの魂の生を繰り返してようやくあの瞬間を再び思い出し、どうしようもなくあふれる愛にただただ涙溢れた時のことを

 

そして、どんな魂の生もかけがえのない豊かな時だったということを、

命のめぐりは

宇宙の愛のめぐりそのものであったことを、

語るのでしょう

 

宇宙の彼方に光る蒼き星に思いを馳せながら

 

自然の響きの翻訳家

藍色の樹 青山 愛

 

 

 

2024年 11月の満月によせて

 

 

 

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