自分の居場所というもの
2023年10月21日
どこ?
私の居場所は、どこ?
どこに行けば、私がいていい場所がある?
ここも違う。
もう、いかなくちゃ。
今世での最初の記憶は、幼稚園のころ。
私はとても人に恵まれていると思う。
家族も、友人も、学校も、仕事も、様々なコミュニティーも。
それでもなお、どこかどこか遠くの方で、
心の奥深くで、
いつも自分の居場所を求めて彷徨う悲しみに満ちた響きを
感じていた。
それは、緩やかな波のように
人生の流れの中で時折やってきては
消えてゆき
忘れた頃にまたやってくる
どこか遠い記憶の彼方に置き去りにしてきた
自分のカケラが呼びかけてくるように。
今ならわかる。
自分の居場所というものは
自分という存在そのものだということ。
自分がいていい場所というものは
自分が自分にまなざしを向けて
気づいてあげた時に生まれるものだということ。
自分という響きの純度100%の領域に浸るとき
やっと、ここが私の居場所だったと
嗚咽するほど涙が溢れること。
ずっと、ずっとここにあったこと。
今は
きっと幾つもの生の間感じ続けていたその悲しみが
ついに旅立ち、大きな宇宙の流れへと帰ろうとしているタイミングだから
最期の最期まで、しっかりと見送り感じよう。
ちゃんと、細やかな細やかな粒子となり
ただの素材となり
また今度は
希望と喜びに満ちた響きとなり
どこかに新たに生まれることができるように。
もう、この響きを離れることはないとわかっているから
もう、この領域を開け渡すような生き方はしないと認識してくれたから
安心して、ようやくその悲しみに温もりが届いた。
その温もりは
宇宙最上の柔らかなブランケットのように
これまでの全てを包み込む。
ありがとう。
あなたがいてくれたからきっと
私という存在は
自分の響きを大切にする、という生き方を
諦めなかったのだと、思うよ。
あなたがいてくれたからきっと
いっぱいの悲しみに寄り添う
深みのある心を
育んでこられたのだと、思うよ。
ちゃんと最期まで
この魂のまなざしで見送るから。
安心して、ね。
ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。
植物には、私たちの五感を優しく呼び醒ましてくれる力があります。植物の力を借りるフィトセラピー、ライフツリーカードを用いたグループセッションの他、しつもん読書会も毎月開催しています。
大好きなあいあい
お返事がとても遅くなりました。
宇宙最上の柔らかなブランケット、、、そして温かい色の写真がマッチしていて、中心から広がるように、ほんわかしました。
自分の居場所を意識して慈しむことは、自分の存在を慈しむことと同じように感じます。
いつも宇宙の響きを伝えてくれて、橋渡しを本当にありがとう。
心よりの感謝を込めて。
サエリン